ナイロビ作陶日記

ケニアで練込の器をつくっています。

イギリスからケニアに窯がくるまで1 焼く場所がない!

コロナのため一時帰国していた日本から戻ってきて(2020年3月半ばから結局10ヶ月弱日本にいました。やっぱり日本はごはんが美味しかった、、)コロナ前に通っていた陶芸家さんのスタジオにまたお邪魔しようと連絡しました。ところが、返ってきたお返事によると教室にもう空きがないとのこと。また空きがでたら連絡するねと言われてしまいました。

もともと人気の教室で順番待ちして空きがひとつ出ていたところにもぐらせてもらっていたので10ヶ月もいなかったらそれはそうだろうなあと。ただ、このまま待っていたらいつ窯焚きできるかわかりません。窯焚きをどうするか考えなければ。窯焚きできる場所がなくなって、いったいどうしようとぐったり落ち込む私。

誰か別の陶芸スタジオに窯焚きをお願いするかなあ、でもお願いできそうな候補は少ないなあ(ナイロビで教室をやっているようなオープンな陶芸スタジオは2つ3つ。うち1つは通っていた陶芸の先生)他にスタジオはあるのかなあとインスタを眺めていると、過去に「窯を購入しました」とポストしているケニア在住の方を発見!

いきなりの連絡失礼かなとドキドキしながら連絡すると、早速返事が返ってきました。趣味で陶芸をやっている人で、イギリスの陶芸ショップから窯を購入したとのこと。よかったら家に来て実際に窯みてみたら?と嬉しいお申し出!

自分で自由に使える窯が持てたらどんなにいいかなあ、いずれは窯焚きまで自分でできるようにならないとなあと常々思っていたので、思いがけず、浮かんだこのアイディアに、落ち込んでいた気持ちが一気に急浮上。窯を見に行くのは一週間後。とても楽しみです。