ナイロビ作陶日記

ケニアで練込の器をつくっています。

イギリスからケニアに窯がくるまで6 またまた催促の日々

窯の入荷予定は3月末。陶芸ショップから連絡がやってくるかなと淡い期待をしつつ、月末まで待ちましたが、案の定来ず。(そうですよね、、、わかってました、、、)

まずはメールで窯どうなっているかなと問い合わせします。うんともすんとも返事は来ず。数日後、今度はサイト内のチャットで連絡してみます。あなたの窯は今週中にはここを離れるはずとチャットの方。運送会社に伝えなきゃなので配送日やトラッキングナンバーを教えてほしいと伝えると専門部署から伝えるので待っててねとチャット終了。その後数日経つも、専門部署から連絡は来ず。ああ、やっぱり電話しなきゃだめなんだな(電話嫌い)、今日しようと思っていた矢先、ひょっこりメールが!窯の準備ができたよとのこと。ああ、嬉しい。

家に到着するまでにはまだ工程が残っているけれど、また前進しました。

バイクの追突

子どもたちを幼稚園に送っていく最中、バイクに追突されてしまいました。渋滞(通勤退勤時間帯は渋滞が激しいナイロビ、至るところでスタックします。)の道路上で不意に起こったドンッバリッという衝撃に何が起こったのかわからず。リアバンパーにぶつかったのは車の間をすり抜け走るバイクでした。ぶつかった彼は一瞬よろけ止まりましたが、急いで態勢を立て直し、そのまま走り去ってしまいました。

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子どもたちを送り届けてから、警察、保険会社ツアーをすることに。

「もし、バイクが走り去っていなかったら逆ギレされて裁判で訴えられたかもしれないし、車に攻撃をされたかもしれない。(過去に逆ギレした人から火をつけられた事例もあるとか)バイクが止まらなくてよかったねえ。」と警察に言われ、んなバカなーと思いつつ、やっぱりケニアだなあと実感。一昔前は、ライセンスを持たずバイクを運転する人が多く事故が増え問題になったこともあるそうです。ああ、車修理にいかなければー。

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警察署



 

One Off Contemporary Art Gallery

刺激の少ない今日このごろ、アートギャラリーの雰囲気に飢え、One Off Contemporary Art Galleryを初めて訪れました。

ここを進んでいいのかと不安になる森のような坂道を車でゴトゴト下り、車を降りて切り株の小道を進んでいくとその奥に建物が見えてきます。

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隠れ家のよう

ここは1994年設立されたギャラリーだそう。ケニア生まれの白人女性Carol Leesさんのキュレーションのもと、主にアフリカにルーツを持つアーティスト達の作品がぎっしり並んでいました。

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建物内部は撮影NG

久しぶりに色彩が溢れた空間を歩き回って良い気分転換になりました。絵画を見るのが上手な人だったらもっと楽しめそうな場所です。

ウェブサイトで案内されているWhatsapp Art Auctionを覗いてみるとたくさんの作品が売れている様子。アート市場がまだまだそれほど大きくない(だろう)ケニアの地で面白いなあ。すごいなあ。

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花の酒器

パッと花が開いたような酒器がつくりたいなあと、柄を試し中です。

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どピンクの衣装ケースの中で乾燥中

 

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釉薬が届いた

イギリスの陶芸ショップで買った釉薬が届いたと運送会社から連絡が。運送会社の倉庫に取りに行きます。

陶芸ショップから運送会社のイギリス倉庫に荷物が届いたのが17日、18日には貨物飛行機にのせられて、19日にはケニア着、関税手続きが終わったのが24日、25日から受け取り可能になったとのことで、思っていたより早くてびっくり。こまめに連絡をくれるし、とても良い運送会社でした。

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受け取りにいったのはちょうど金曜日のお昼ごろ。行くまでは知らなかったけれど、運送会社の倉庫はイスラム教徒の人たちが暮らすエリアにあって、到着したときには、ちょうど街中にアザーンが鳴り響き、皆がモスクに急いでいる時間帯でした。以前旅行でいったセネガルのことを思い出してうっとり。30分くらい待っていると、倉庫に人が戻ってきました。

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受け取り待ちの荷物でいっぱいの倉庫

運転手とウンウン運び入れ、無事、釉薬とともに家に到着。透明釉とマットの透明釉、Batt washとSemi Porcelain Clay20キロです。実際の商品よりも運送料のほうが高くつくのは大きな大きな悩み。ケニアや周辺の国で白土を見つけたいなと強く思うこの頃です。

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ずっしりな重さの荷物