ナイロビ作陶日記

ケニアで練込の器をつくっています。

スワヒリ語を習う

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スワヒリ語のクラスに通っています。5時間×5日×5週間の初心者集中コース。ケニア人の女の先生に、同級生はフランス人の男の子、ガボン人の女の子。毎日会ううちに、お互いのことを少しずつ知っていく感じも、皆で昼ごはん食べたりするのも学校ってこういうところだったなあと懐かしくもあり、新鮮でもあり。

はじめは真面目に進んでいた授業も5週間のうちに次第にダレてきます。「昨夜蚊に刺されまくって眠いから今日は休みます(フランス人ボーイ)」、「昨日は疲れてたから休みました(ガボン人ガール 事後報告)」などなど、ゆるい理由で休む同級生たち。ただ、休んだ次の日、悪びれず気後れもせず溌剌とやってきてニコニコ授業に貢献するクラスメイトの振る舞いは自分のテンションを自分で管理しているとも映り、素敵だなあと感心もします。

スワヒリ語のおもしろいところはすべての単語がクラスと呼ばれる15ほどのグループに分類されて、その分類を元に文章を組み立てるところ。否定形にするときも形容詞をつけるときもその他のときも単語のグループに合わせて少しずつ使う言葉が変わります。どの単語がどのクラスに入るかを覚えていることが肝なので、みんなでヒーヒー言いながら単語のクラスとそれぞれの活用を覚えています。(むずかしい〜)

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クラスの遠足でKenyatta International Convention Centreの展望台へ行きました

後日追記)

クラスの最終日、フランス人の男の子が現れず。授業も終盤に駆け込んできた男の子に皆で話を聞くと同棲していた彼女が彼の携帯の中にあった何か(なんでしょうか)に嫉妬し、もう国に帰ると家を出ていってしまったとのこと。不謹慎にも面白そうな話に最終日にも関わらず、授業はもちろんストップ。「彼女、追いかけてほしいだろうから早く連絡をとって追いかけろ」と意見が一致する女3人。国籍も年齢も違うけれど恋愛の感情は共通だなあと、スワヒリ語と全く関係ないことを考えているうちに授業の幕が閉じたのでした。